売れるためのデザインは買いたいと思わせるデザインである。

見やすい

売れるデザインに必要なのは「見やすいデザイン」「分かりやすいデザイン」

お客さんのECサイトやウェブサイトをデザインする時は、必ず「売れるためのデザイン」について考えます。

案件によって考える内容は異なりますが、共通して言えるのは、必ずターゲットユーザーについて考えるところからスタートします。具体的には、、、

  • どんな人がこの商品を必要としているのか。
  • 年齢は?男性?女性?
  • どんな生活をしている人が購入するのか。
  • どんな経緯でこの商品を買おうと思うのか。

などなど、様々なターゲットユーザーの情報を頭に入れます。

なので、売れるためのデザインとは売り手が見せたいことだけを見せていくのではなく、「ユーザーが買おうと思うデザイン」を作ることなのです。

デザイン性のあるおしゃれそうなウェブサイトを見ていても「さっきのページに戻りたいのに戻り方がわからない」「なぜか欲しいページにたどり着かない」と思われてしまっては、サイトに対してどこかストレスを感じてしまいます。

そして結果としてユーザーの買おうかな?という購買意欲を妨げることになってしまいます。
そのために、「分かりやすいデザイン」「見やすいデザイン」のウェブサイトを作ることが重要なのです。

「見やすいデザイン」「わかりやすいデザイン」ではデザインの4原則が重要

見やすい・分かりやすいデザインとは、「直感的に情報が分かる」デザインのことです。
そして直感的に分かるデザインを作るためには、デザインの「4大原則」を取り入れることは必要不可欠です。

デザインの「4大原則」は近接・整列・強弱・反復の4つで構成されています。
簡単に説明しますと、

  1. 近接
    関係ある情報は近くに配置する。人は位置的に近いもの同士に関係あるものと見なします。
  2. 整列
    近接させた要素をあるルールに則って並べます。そうすることで情報を一つの塊として認識しやすくします。
  3. 強弱
    一番言いたいことは、はっきり・思いっきり大きくします。目が大事な情報にいくため、視覚的に結論ファーストを実現できます。
  4. 反復
    デザインを意識的に繰り返し使います。ユーザーにサイトを見るリズムを作ってあげることで、サイト内を回遊させやすくします。

この原則は、デザインをする人にとっては基本中の基本と言われている原則です。
私は色々なデザインを見ることが多いのですが、見やすくて良いデザインだなと思うサイトには必ず4大原則の要素が取り入れられています。
またその中には、少し崩してある洗練されたデザインもありますが、こういったサイトもこの基本の型を元に崩しているのです。なのでデザイン性が高い且つ、見やすいが実現できているのです。

「何事も基礎が大事!」と言いますが、分かりやすい・見やすいデザインを作る上でも「4大原則」の考え方なしでは実現はできないのです。

4大原則を活かしてユーザーをコントロールする

先ほどデザインとして「4大原則」の重要性について述べましたが、実は重要なのは原則そのものではありません。

デザインの4大原則を活かして、ユーザーの思考・情報をコントロールしてあげることが大事なのです。このコントロールができていないと、商品情報について「いまいち自分の中に消化できていない」「印象が薄い」といった状態になります。

例えば、商品のコピーを読んでも「ニュアンスしか分からない」「隣の商品との差がイメージしにくい」といったことは意外にもあります。

肝心な情報整理ができていない状態では、せっかくの4大原則を取り入れもその効果を発揮しません。

これを避けるために「カテゴライズは正しくできているか」「コピーは機能を訴求するのか、それともメリット訴求をするのか」、、、など情報の種類と粒度を明確にした上でデザインに落とし込む必要があります。
そうするとユーザーは商品同士を機能で比べたり、使用後のメリットで比べたりすることができるのです。

欲しい情報を手に入れて、商品のメリットや購入後のイメージを明確にさせてあげることで、「これにしようかな」「買おうかな」という気持ちになります。つまりサイト内で完結させてあげることで、ユーザーは購入へと行動を移しやすくなるのです。

デザインと情報整理で売れるデザインを作る

売れるデザインを考えるときは、打ち出す情報を効果的にデザインに落とし込むことを意識して、あらゆる角度から「見やすいデザイン」「分かりやすいデザイン」を作ることが大事なのです。

「デザインだけ良くても内容がピンとこない」「商品について分かりやすい説明をしているのに、デザインが邪魔をしている」とならず、デザインと情報を互いに活かしてあげることで、売れるデザインが作れるのだと考えます。