今、本当に必要なのはナントカ大作戦的な発想なのです

ナントカ大作戦

橋本です。

WEBに関する相談には「今」をなんとかしたいという相談と「次」をなんとかしたいという相談があります。

「今」をなんとかしたいという相談は、すでにある激戦区のマーケットの中でどうやって勝負に勝つかみたいな感じですが、この発想だと間違いなく消耗戦に入ります。

消耗戦を挑む時というのは、ほとんどの場合においてアドバイスを柔軟に受け入れる余裕がないので、この手の依頼は遠慮させて頂いています。

僕自身、細かすぎる仕事が性格的に得意じゃないというのもありますし、チームのメンバーも向いてない感じです。たぶん。

特定の業界の特定の実績や経験則ではもはや突破できないという事実

一方で「次」を何とかしたいという相談は、どうやって新しいマーケットをつくるかを考えることになります。

現状をそこそこ押さえつつ、仮説をもとに新しいアプローチをとっていきます。

他の業界のビジネスモデルや成功事例がヒントになることもあるし、仲間との飲み会で聞いた「ここだけの話」がヒントになることもあります。

発注する会社さんからみたら自分たちの業界のことをよくわかっている相手の方が安心なのはわかります。

でも、もはやWEBマーケティングは、特定の業界の特定の実績や経験則では突破できないことがほとんどです。

なぜなら、どこも同じような戦略や戦術をとっているから。

同業他社のサイトを参考につくって欲しいという会社さんもいますが、ごめんなさい、そんなプロジェクトは僕らはお役にたてなさそうです。

それこそ、ザ・消耗戦です。

むしろ、深い知見の応用力がますます重要になってきていると感じます。

実際のところ、僕らは異なる分野のモデルを持ち込めないかと考えることが多いです。

本当に必要なのはナントカ大作戦的な発想

WEBのマーケティングは、原理原則を押さえながら、いかに違う発想や視点でアプローチをするかがカギを握っているんです。

「その1秒を削り出せ」みたいな感じだと、次のステップにいくのは難しい。

むしろ「ナントカ大作戦」みたいな考え方で取り組まないと、もう違いは出せないんじゃないかなぁと思っています。

1秒を削り出すよりも、1分くらい何とかなんないかな、あわよくば10分くらい…と考えるくらいがちょうどいいんじゃないかと。

WEBマーケティングは数字を指標として結果をみていくのですが、数字はあくまでも指標にすぎません。

じゃあ、どういうアプローチをしたら数字を改善できるのか、と考えた時には目先の数字だけを見て追いかけていてもダメじゃないですか。

もちろん王道は押さえますし、数字も追いかけます。

でも、今までのやり方はある程度はキープしつつも、やり方を変えた方がいいんじゃないかとか、ターゲットを変えた方がいいんじゃないかとか、視野を広げて考えないとブレークスルーなんてできないですよね。

コンセプトを決めて、緩く深く考える。良さそうなことはトライをしてデータをとって検証する。これを繰り返します。

大作戦はコラボレーションです。

ブレークスルーを狙うクライアントとの仕事はコラボレーションに近い感覚です。

技術的なこと、専門的なことは丸投げでオーケーですし、むしろその方が確実にうまくいきます。

でも、アイディアを出したり、仮説と検証のサイクルを回すには、同じ目的に向かっていないとやっぱり難しいです。

こうした考え方が合えばお互いにとってハッピーなプロジェクトになっていくんじゃないかなぁと思います。

それぞれのクライアントとの今週のToDoを整理しながら、考えていたのはそんなことです。

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。WEBサイトの制作・構築から集客・販促などの活用コンサルティングまで中小企業のWEBサイトの活用をサポートしている。