
プロジェクトの背景・目的
クライアント:奈良県立病院機構 奈良県西和医療センター
URL:https://seiwa-mc.jp/
奈良県立病院機構 奈良県西和医療センター様のWebサイトリニューアルを担当しました。
長年の運用によって情報量が増え、サイト構造や表現が複雑になっていたことに加え、患者やその家族、地域の医療機関、医療関係者、採用希望者など、異なる目的を持つ利用者向けの情報が混在していました。
必要な情報をWebサイト上で見つけにくいことから、電話での問い合わせも多く、情報提供のあり方そのものを見直す必要がありました。
リニューアルでは、利用者が必要な情報へ迷わずたどり着けることを第一に、情報構造や導線を全面的に再設計。
同時に、地域に根ざし、地域の方々に親しまれる病院であることをWebサイトからも感じてもらえるよう、奈良や西和地域の景観を意識しながら、安心感や親しみのある表現を目指しました。
制作・設計で重視したこと
利用者ごとに情報の入口を整理する
病院のWebサイトには、診療を受けたい患者だけでなく、その家族、地域の医療機関、医療関係者、採用希望者など、さまざまな人が訪れます。
それぞれが必要とする情報は異なるため、すべての情報を同じ構造の中に並べるだけでは、目的のページを探しにくくなります。
そこで、利用者ごとに情報の入口を整理し、それぞれの目的に応じて必要な情報へ進めるサイト構造を設計しました。
誰に向けた情報なのかを明確にすることで、情報量の多い病院サイトでも全体像を把握しやすくしています。
よく利用される情報へ迷わずアクセスできる導線
お知らせや受診案内、入院・面会・退院など、患者や家族が頻繁に利用する情報については、サイト内の階層だけに依存せず、主要な導線からすぐにアクセスできるよう設計しました。
「どこに情報があるのか」を利用者に考えさせるのではなく、「何をしたいのか」から目的の情報へ進めることを重視しています。
情報設計、ページ構成、ナビゲーションを一体で見直すことで、Webサイト上で解決できることを増やし、利用者だけでなく病院側の問い合わせ対応負担の軽減にもつながる設計を目指しました。
わかりやすさと、安心感や親しみの両立
病院サイトには、正確さや使いやすさが求められる一方で、初めて訪れる患者や家族に不安を与えないことも重要です。
そこで、奈良・西和地域を感じられる景観やビジュアルを取り入れながら、柔らかな色調やデザイン、穏やかな動きの表現を設計しました。
必要な情報を探しやすい機能性と、地域に根ざした病院としての安心感や親しみが伝わる表現の両立を図っています。
ブリッジが担当した範囲
病院全体に関わる大規模なWebサイトリニューアルとして、要件定義からブランディング、情報設計、コンテンツ設計、UI設計、モーションデザイン、Webデザイン、CMSのカスタマイズ、サイト構築まで一貫して担当しました。
特に情報設計では、既存サイトの情報を単純に移行するのではなく、「誰が、何のために見る情報なのか」を整理し直し、利用者ごとの導線やコンテンツの優先順位を再構築しています。
公開後も継続して運用を支援し、情報更新やサイト改善に取り組んでいます。
プロデュース:橋本 敬(BRG)
ディレクション:橋本 敬(BRG)・Charlie(BRG)
デザイン:O(BRG)・Charlie(BRG)
デザイン

情報が多いサイトほど、「誰が、何をしたいか」から考える
病院や医療機関のWebサイトには、診療科、外来、入院、検査、地域連携、採用など、多くの情報を掲載する必要があります。
しかし、情報を網羅することと、利用者にとってわかりやすいことは同じではありません。
情報が増えるほど重要になるのは、組織側の分類ではなく、利用する人の目的から情報を整理することです。
患者や家族は何を知りたいのか。地域の医療関係者はどこから情報を探すのか。採用希望者には何を伝える必要があるのか。
それぞれの利用者を起点に情報構造と導線を設計することで、多くの情報を持つWebサイトでも、必要な情報へ迷わずたどり着ける環境をつくることができます。
情報は揃っているのに、必要な情報が見つけにくくなっていませんか?
病院や医療機関のWebサイトは、運用を続けるほど情報が増え、構造が複雑になりやすいものです。
ブリッジでは、既存のページを整理するだけでなく、利用者や目的ごとに情報を捉え直し、サイト全体の構造や導線から設計します。
