
お昼ごはん、どうしよう。
ピンポイントで「今日は鮭定食!」と決めている日もあるけれど、
たいていは「何食べようかな」から始まる。
ラーメン?定食?カレー?
寒い日ならラーメンやそば、うどんが浮かぶし、
ご飯が食べたい気分なら定食に決まり。
でも、定食と決まってもまだ終わらない。
焼き魚?生姜焼き?唐揚げ?
焼き魚なら、あのお店のふっくらしたやつがいいな。
生姜焼きと唐揚げが両方楽しめる、あの店も捨てがたい。
この「思い出す」というのが、
ブランドの力、商品の力。
定食やラーメンの中で、思い出してもらえなければ、選択肢にすら入らない。
だから「知ってもらう」ことは、絶対条件。
Webの世界では、これを軽視しているケースが多い。
「いい商品だから」「リアルでは売れてるから」
Webでも売れるはず…って、そんな風にうまくはいかない。
「いい商品」であることや、「リアルで売れている」理由を、
Webを通じて知ってもらう仕掛けがなければ、選択肢に入ることはない。
リアルでの成功があるほど、そこに囚われて、
Webでのアプローチにスイッチできない。
通勤時間にランチのビラを配るお店。
昼時に元気に呼び込みをするお店。
このお店は、お客さんに「知ってもらう」努力をしている。
それと同じことを、Webでできるかどうか。
Webを活用したいなら「知ってもらう」を軽視してるうちは、選ばれない。
さて、あなたのビジネスは、選択肢に入っていますか?
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投稿者プロフィール


- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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