いつの間にこんなにWebに力を入れてたんだろう。

気づけば、いつも後回し…

ある専門商社の社長がこう話してくれました。
「Webのことも、やらなきゃとは思ってるんです。競合も力を入れてるし、正直ちょっと焦ってる。でも、今は動けなくて…」

営業はほとんど社長自身が担当。
誰よりも商品のことを理解していて、顧客からの信頼も社長に集中しています。
問い合わせがあれば真っ先に現場へ行き、商談をまとめ、納品まで管理する。
毎日がその繰り返しです。

これからはWebに力を入れるべきと作ったホームページは、もう何年もそのままの状態。
更新どころか、ログイン方法すら思い出せないまま、時間だけが過ぎていきました。

ふとした瞬間、競合他社のWebサイトを見て、思うのです。
「うちは、このままでいいのか?」と。

でも、考える間もなく、社員への指示出し、電話やメールの返信などの顧客対応に追われる日常に引き戻される。
Webに向き合う時間がとれないのは、関心がないからではなく、ただ目の前の仕事が止まらないから。

ただ、「このままでも、なんとかなってきた」という感覚が、気づかないうちに、大きな差につながっているとしたら?

小さな差が、ジワジワと広がる

最近、よく名前を聞くようになったあの会社。
ふとWebサイトを見てみると、数ヶ月ごとに製品情報が追加され、導入事例も増えている。
最初は何もなかったページが、いつの間にか営業ツールのように育っているのがわかる。

「ああ、ちゃんと“手をかけてる”んだな」と思った。
それだけで、見る側の信頼感は変わる。

気づかないうちに、Webがちゃんと働いている。
しかも社長ではなく、スタッフが中心になって運用しているようにも見える。
Webに力を入れているのが静かに伝わってくる。

最初から完璧だったわけではないはず。
でも、少しずつ更新を重ねることで、「今動いている会社」という印象がつくられている。

「現場が忙しい」会社ほど、Webが武器になる

「でも、うちはとにかく忙しいんだよ。」
社長のその言葉、私たちは何度も聞いてきました。

けれど、だからこそWebなのです。
社長が動かなくても、商品に興味を持った人がWeb上で情報を得られる。
そのまま問い合わせが来れば、商談の第一歩はすでに始まっているのです。

最初にきちんと設計すれば、日々の更新は社長でなくてもできる。
営業資料としても活用でき、社員にも、取引先にも安心して見せられる会社の“顔”になる。

Webは、社長の分身にもなり、社員の背中を押す道具にもなる。
忙しい会社ほど、その価値を最大化できるのです。

「話を聞くだけ」でも、動き出せる

「自分がやるしかない。でも時間がない。だから後回しになる」
そうやって先送りにしてきたWebのこと。

でも実は、「全部社長がやらなきゃいけない」という前提から変えられるんです。

私たちブリッジは、「Webをどう使えば成果につながるか」を一緒に考えるチームです。
見た目を整えるだけではなく、「この会社に任せたい」と思われる仕組みを、忙しい社長に代わって設計します。

まずは、今のホームページを見せていただくだけでも構いません。
Webに力を入れるとは、どういうことなのか。
そこから何ができるか、一緒に考えてみませんか?

未来を変えるのに必要なのは、大きな決断ではなく、たった一度の「話を聞いてみるか」という気持ちです。

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。