
仕掛けることに面白さを感じる。
ただ待っているだけでは、何も始まらない。
流れに身を任せるのも悪くはないけれど、それだけでは退屈してしまう。
何かを仕掛けた瞬間、世界が少しだけ面白くなる。
仕掛けるとは、日常にちょっとした違和感を持ち込むこと。
意図的なズレや、小さな遊び心が人の心をくすぐる。
そして、そのズレに気づいた人が思わず反応することで、
静かだった水面に波紋が広がる。
大きな仕掛けでなくてもいい。
静かだった水面に波紋が広がる様子を楽しむ。
ものづくりが好きだという人は多いけれど、
それを多くの人に知ってもらおうとする人は案外少ない。
丹精込めて作ったものが、誰かの目に触れることで初めて意味を持つことがある。
ものづくりが好きな人ほど、仕掛けたほうがもっと面白くなる。
自分の作品に意外性を持たせたり、驚きを仕込んだりすることで、
ただの「もの」ではなく、物語が生まれる。
仕掛けることで、ものづくりは「作る」から「伝える」へと変わる。
作品を展示するだけではなく、それをどう楽しんでもらうかを考える。
見た人が驚いたり、笑ったり、感動したりするような仕掛けを施す。
そんな遊びを仕込むと、作る側も見る側も楽しくなる。
人生は、受け身でいるより、仕掛けたほうがずっと楽しい。
うまくいくこともあれば、そうでないこともある。
でも、何もしないでいるより、ずっと面白い。
寝るときにこんなことを考える。
次はどんな仕掛けをしてやろうかな。
ブリッジ代表の橋本の日々の気づきや考えに関するコラム。
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投稿者プロフィール


- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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