WEB制作の費用はコストではなく投資である理由

橋本です。

WEBサイトの制作にかかる費用について興味をお持ちの会社さんも多いと思います。

WEBサイトの制作費をコストと呼ぶケースがありますが、私はWEB制作の費用は投資だと考えています。

制作にかけた費用が運用の中でリターンとなることを前提とした提案をしているからです。

この記事では、WEBサイトの制作費について弊社なりの考え方についてお話をします。

WEB制作の費用は課題解決の対価

WEB制作の費用を「制作にかかる作業費」と考える制作会社もあるようですが、ブリッジでは課題解決に必要な技術や知識などのスキルや経験、ノウハウを持った人の稼働への対価と位置付けています。

単純に作業量に対する人日計算やページ単価を積み上げた合計として捉えていません。

課題を解決し目標を達成することを目的にしているので、解決すべき課題や到達すべき目標の難易度が上がれば、必要となるスキルセットもより高度なものになりますし、解決までに必要となる時間も増えることもあります。

結果として、課題を解決するために必要な予算も大きくなることになります。

費用が「高い」「安い」という議論は、その費用が何に対してなのかが明確になっていなかったり、費用に対する認識の不一致が根源にあるのではないかと思います。

見積はプレゼンであるという考え方

私が見積を作成する際によく思い出すのが、「見積はプレゼンである」という言葉です。

大手の広告会社の営業担当者がよく使っていたセリフなのですが、見積を受け入れてもらうためには、金額の説明をして理解をして納得してもらう必要があるということです。

施策の提案内容と連動して、スキルセットや期間の話などを交えて費用についてロジカルに説明をしていきます。

プレゼンの際には、いつも見積説明パートの時間をしっかりとるように段取るのが印象的でしたが、数字の意味がわかれば感覚的な「高い」「安い」という判断はなくなります。

提案内容と見積の金額による費用対効果が妥当であると感じてもらえれば、あとは、予算と提示額がマッチするかどうかの判断になります。

WEB制作の費用はコストではなく投資

私は、WEBサイトの制作と運用は課題を解決し目標を達成するために一貫性をもって取り組む必要があり、切り離すべきものではないと考えています。

課題の解決を目的としてWEBサイトを制作する場合には、サイトが完成したタイミングが課題の解決と一致するケースはありません。

乱暴な言い方をすれば作っただけでは課題を解決できないということです。

作って終わりというプロジェクトは、その先の成果へとつながらないので、費用に見合った効果を得られずに「コスト」となってしまいます。

売り切り型のホームページ制作サービスや格安制作サービスがコストとして位置付けられるのは、課題解決に至らず効果が実感できないからです。

一方で、弊社はWEBサイトの制作費用は運用によってリターンを得るための投資という考え方を持っています。

作って終わりではなく、運用計画にもとづいてサイトを継続的な改善を通じて課題の解決を図りながら目標の達成を目指します。

これまでの経験上、双方の予算感がマッチしたプロジェクトはうまくいきます。

多くのクライアントと長くお付き合いを頂いているのは、課題の解決に必要なことを必要なだけ提案することをポリシーとして活動している賜物なのではないかと感じています。

 

WEBサイトやホームページのことでお悩みではありませんか?

私たちはサイトの制作や運用を通じて、クライアントのビジネスの成長につながる活用法を提案する会社です。

WEBを使った集客や運用のことなど、WEBサイトやホームページのことでお悩みをお持ちであれば、お気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。