
Webマーケティングと聞くと、SEOだとかランディングページだとか、
コンバージョンだとか、そういう言葉を思い浮かべる人が多い。
でも、それは手段でしかない。マーケティングそのものじゃないんだ。
新しい手法が次々に出てきて、昨日までの「正解」が今日には古くなる。
SNSが主流になり、動画がもてはやされ、また次の波が来る。
そのたびに「これからは○○の時代!」なんて声が飛び交う。
だけど、それに飛びついたところで、うまくいくとは限らない。
じゃあ、大事なのは何か。
それは、「ユーザーを知ること」だ。
なのに、ユーザーのことを深く知ろうとする人は実は多くはない。
だいたいこんな感じ、で済ませてしまう。
アクセス解析だって、データを分析しただけじゃ意味がない。
分析結果をもとに、どうする? その「どうする」の方が大事なんだ。
どうするかを決めるには、ユーザーのことを知らなきゃ話にならない。
何を求めているのか、どんなことで困っているのか、どういう言葉なら心に響くのか。
それをちゃんと考えて、ちゃんと伝える。手法はそのための道具でしかない。
だから、「この手法がいい」「これをやれば成果が出る」
と言われたら、一回深呼吸して考えてみる。
ほんとに? それで、目の前の誰かが喜ぶ? 心が動く?
そこがズレてたら、どんな手法を使っても届かない。
手段はいつでも変えられる。でも、大事なものは変わらない。
マーケティングとは、そういうものなんだ。
ブリッジ代表の橋本の日々の気づきや考えに関するコラム。
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投稿者プロフィール


- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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