商談の中でもらう「SEOには毎月いくらくらいかかりますか?」という質問にいつも困ってしまいます。単純にいくらです、とスパッと答えるのが難しいからです。
おそらくSEO対策のために毎月チューニングが必要だという話を耳にしたことがあるのだと思いますが、私たちはそのような考えを持っていません。
確かに、かつては検索結果の順位変動を見ながら、ページのチューニングを行うという時代がありましたが、今は違います。
SEO対策のための基本的な考え方
SEO対策のための基本的な考え方は次の2つです。
- ターゲットとなるユーザーにとって有益な情報を提供する
- 検索エンジンがWEBサイトを正しく認識できるようにする
私たちは、SEO対策においてはトリッキーなことをせずに、基本的なことに丁寧に取り組むべきという考え方を持っています。
ターゲットとなるユーザーにとって有益な情報を提供する
ユーザーにとって有益な情報を提供するというごくごく当たり前のことに取り組むべきと考えています。何かを知りたくて検索をするわけですから、そのニーズに応えるコンテンツを用意することで、サイトに見に来てもらうという考え方です。
キーワードを散りばめて記事を書けばよいというわけではなく、コンテンツには、ユーザーのニーズに的確に応えるという質が求められます。
ですので、誰がどんなニーズを持っていて、そのニーズに対してどのように応えるのかを見極めてコンテンツをつくることが必要になります。
私たちは徹底的なユーザー視点でコンテンツを作ることを得意としていますが、こうしたアプローチはSEOのためだけに行うものではなく、ブランドやサービスの訴求ポイントを定義するために行っています。
サイトに訪れてもらう、自社を知ってもらう、サービスを知ってもらう、結局全部つながっているということですね。
検索エンジンがWEBサイトを正しく認識できるようにする
質の高いコンテンツを作っても、それが検索エンジンにちゃんと伝わって評価をされないと検索結果に正しく反映されません。
そこで、検索エンジンがちゃんとサイトをクロールして、コンテンツを把握できるように構造を整え、作りこむ必要があります。
この辺は、設計やソースコードの書き方など技術的な要素がかなり含まれてきます。
サイト運用の中で定期的に取り組むというよりも、設計段階から検索エンジン対策を視野に入れて作っておくということになります。
私たちはこのようなアプローチでSEO対策に取り組むので、単純に費用が毎月いくらとお伝えしにくく、ここで書いたお話をして、まずは理解して頂く必要があります。
そのうえで、ユーザーニーズに応えるコンテンツづくりのお手伝いをするいう提案をさせて頂きます。
ご興味があれば、ご連絡ください。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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