早稲田通りの朝

今年もクライアントやパートナーのみなさまには本当にお世話になりました。

自社サイトのブログという場ではありますが、御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2020年は、今まで経験したことのないような一年になりました。

人と会うことがままならなかったり、楽しくご飯を食べたりすることができなくなったり、不便だなぁとか、息苦しいなぁと思うこともたくさんありました。

一方で、仕事上の取引の仕方だったり、働き方を見直すきっかけになったり、これまでとは違った価値観を見出すこともできました。

新しい価値観の中での生活はまだ始まったばかりで、良いとか悪いとかもまだよくわかりませんが、ただ一つわかっているのは、社会は変化し始めたということ。そして、その変化はもう止められないし、ぼくたちは続けていかなければならないということです。

デジタルトランスフォーメーション、DXなんて言葉が注目を集めていますが、従来の考え方ややり方をデジタルに置き換えただけではうまくいかないこともたくさんあります。

ならば、これまでのコンフォートゾーンを抜け出して、ビジネスも日々の生活も新しい様式に順応してうまく使いこなしていくしかないんですよね。

居心地の良い場所から離れることはストレスも溜まるし、個人にとっても会社にとってもチャレンジの連続ですが、チャレンジは成長の大きなチャンスでもあります。

なんて、口で言うほど簡単なことではないかもしれないけれど、ぼくは本当にチャンスだなと思っているんですよね。

で、自分の心の中にしまっておいても仕方ないから口に出そうと思って、スタッフにも仕事仲間にも、お客さんにも、あちこちで「チャンスだね」と言っています。もはや口癖レベルです。

正直なところ、今年は大変な年だなぁ、とほほ…と思うこともありましたけど、もしも、いつも通りの一年だったら、ぼくも会社もコンフォートゾーンから抜け出せないままだったかもしれません。

日々手探りの状態だけれど、それでも今はもう、チャンスしかないんじゃないかと思っているくらいです。なんとかしなくちゃいけないから、知恵を絞って一つずつやっていくしかない。すると、あれもこれも…となるんだけど、そうなると考えていてもしょうがないからやるしかない!

ぼく個人としては、2020年はそういう年だったんだと思います。

通勤は時間も体力も無駄だなと思うからなくてもいいけど、やっぱり、人と会うってとても素敵なことだし、スタッフやお客さん、友達、家族と顔を合わせて、まじめな話や馬鹿な話をしながら楽しい毎日を過ごしたい。そのために何ができるのか、それもまたチャレンジなんだなぁと思っています。

来年の今頃は、「今年はこのためにあったんだな…」と実感できるように、突き抜けた一年にしたいと思っています。

今、2021年まであと30分をきったところですが、今年の後半からずっと思っていたことを書くことができて良かった。

来年はもっともっといい年にしましょう!

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。