スケジュール手帳と黒ボールペン

今回は、ホームページ制作のスケジュールについて、考えようと思います。

ホームページは、概括的に述べれば、以下のようなスケジュールで制作されます。

  1. 要望のヒアリング
  2. 設計
  3. デザイン
  4. 実装
  5. テスト・検証

これだけお伝えしてもよくわからないと思うので、ホームページ制作の流れをひとつひとつ見ていきましょう。

要望のヒアリング

ホームページ制作における最初のステップは、要望のヒアリングです。

ここでは、ホームページ制作にあたり、「そもそも何をしたいのか」を確認していきます。

作成したいホームページのご要望をお聞きすると、よくこんなお声をいただきます。

  • ネットショップ(ECサイト)をつくりたい
  • 企業(コーポレート)サイトをリニューアルしたい
  • WordPressのホームページをつくりたい

たしかに、これらはやりたいことではありますが、ホームページ制作の目的や目標と考えると、浅い気がします。

ここで重要なのは、ホームページを通して、何を実現したいか、です。
ホームページはゴールではなく、あくまでも手段であることを忘れないでください。

  • ネットショップで商品を売りたい
  • サービスをアピールしてお問い合わせを増やしたい
  • ブログを更新しやすいホームページにしたい

ただ「ネットショップ」という形をつくっても、マーケティングができていなければ商品は売れませんし、
ただ企業サイトをリニューアルしたとしても、お問い合わせが増えるわけではありません。

ホームページ制作の目的や目標は何か、もう一度確認してみましょう。

設計

さて、ホームページ制作の目的・目標が見えてきたところで、設計段階にうつります。

ここでは、ワイヤーフレームと呼ばれる設計資料を用いながら、具体的なホームページの内容(コンテンツ)や機能を決めていきます。

どのような情報をどういう見せ方でどのタイミングで提示するのか。
デザイン思考におけるユーザー視点が必要になってくる作業です。


ホワイトボードに書かれたContentsの文字

▼ホームページの内容決めは意外とシンプル?
ホームページの内容(コンテンツ)を決める方法

デザイン

設計が終わったら、いよいよ作成するホームページのデザインを決めていきます。

デザインというと、見た目の美しさに気を取られがちですが、ホームページ制作におけるデザインは、ユーザビリティ(ユーザーの使いやすさ)を重視します。

見た目も美しく、誰もが使いやすいホームページの制作には、WEBデザイナーの力が必要不可欠です。

 実装

「実装」という言葉、あまり聴き慣れないかもしれませんが、ホームページ制作において、とても重要な作業です。

一言でいえば、設計・デザインの構想を実体のホームページに落とし込む作業のこと。

プラグラミング言語を駆使して、どんどんホームページをつくっていきます。

ここでは、ホームページに使用する原稿や画像の素材が必要になってきます。短期間で素材を集めるのは大変ですから、設計・デザインの段階で集めておくといいでしょう。

テスト・検証

さあ、長いホームページ制作も最終段階に入ってきました。

ホームページが正常に機能するか、表示崩れや誤字脱字がないかなどを最終チェックをしていきます。

実は結構、精神力がいる作業...。

ここで最終調整をし、ホームページの完成です!

ホームページ制作のスケジュール感

以上、本当にざっくりとですが、ホームページ制作の流れをご紹介しました。

ホームページ制作のスケジュール感、つかんでいただけたでしょうか。

規模が小さければ数週間、規模が大きければ数ヶ月の期間が必要です。

日頃の業務と並行していく作業となりますから、可能であれば時間に余裕を持った方がいいでしょう。
(緊急の場合は、公開は早めにして、運営していく中で改善していくパターンもあります。)

ホームページ制作は計画的に。

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FurutaRie