広告費を削ってはいけない。知ってもらう機会を失えばビジネスは失速する。
橋本です。
「景気が悪くなると真っ先に削られるのは広告宣伝費だ」みたいなことを耳にすることがあります。
確かに、広告宣伝費は削りやすい支出ですよね。
世の中の景気だけではなく、業績が落ちてきた時にも広告宣伝費、WEB関連費を抑えようという動きが出ますが、僕は広告費を抑えることは正しいアプローチではないと考えています。
広告費を削ってはいけない。知ってもらう機会を失えばビジネスはうまくいかなくなる
なぜ、広告費を抑えることが正しくないのか。
その理由は、広告費を抑えてしまうと、お客さんに知ってもらう機会が少なくなるので、ビジネスはさらにうまくいかなくなる可能性が高いからです。
解決すべき課題が露出だけにあるわけではありませんが、WEB活用においてはどんな場合でも知ってもらう機会がなくなるのは致命的です。
サイトに訪問して商品やサービスのページを見てもらわない限りは何も起きないからです。
逆に苦しい時ほど、お金をかけてでも知ってもらうチャンスを増やすことが必要です。
WEB活用の全体像を描く
近年は、戦略的にコンテンツを充実させることで、広告に頼らずにお客さんに知ってもらう方法をとる企業も増えてきました。
こうした手法はコンテンツマーケティングなどと呼ばれていますが、コンテンツを使った集客方法の弱点は機能するまでに時間がかかることです。
その弱点を補うために広告を組み合わせながら、お客さんの認知を獲得していくという戦略をとることが多いです。
大事なのは、到達したいゴールから逆算をしてWEBを活用するための全体像を描くことです。
全体的な戦略をもとに進めていけば、
- 効果が遅れて現れるもの(コンテンツマーケティング)
- 今すぐに効果を期待すべきもの(広告)
を分けて考えられるので、目の前の結果に一喜一憂することなく、そのフェーズでやるべきことに集中できます。
知ってもらうために必要なことは何かを考える
ビジネスが思うように成長しない原因の一つには露出不足があります。
その場合は、まずは知ってもらうために必要なこと、できることは何かを考えることです。
知ってもらう機会をつくれるのであれば、広告でもコンテンツでもSNSでもなんでも構いません。
自社の顧客がどこにいるのかを考え、予算とスピードを考慮して、使えるものはどんどん使っていけば良いだけです。
繰り返しになりますが、大事なのはWEB活用の全体像を描いて戦略的に取り組むことです。
投稿者プロフィール

- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。WEBサイトの制作・構築から集客・販促などの活用コンサルティングまで中小企業のWEBサイトの活用をサポートしている。
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