【3分でわかる】デザイン思考とは?誰でもイノベーション起こせる方法。

こんにちは。

ブリッジでディレクターをしている、ふじたことねです。
3本目の【3分でわかるシリーズ】では、
何か新しいものを世の中に生み出したい方に是非知っていて欲しい「デザイン思考」についてお伝えします。

まず初めに、一点だけ注意点がございます。
本記事でお伝えする「デザイン思考」は デザインではないということです。
「デザイン思考」」とは商品をデザインして「飾る」のではなく、「設計」するための思考法です。
そして、デザイン思考が大切にしていることは、「共感」、つまり、「ユーザーに寄り添うこと」です。
そこにはユーザーが本当に求めているものがユーザーに届いたときこそ、イノベーションを起きるときであると考えます。

イノベーションは考え方次第で誰にでも起こせる。

そんなイノベーションですが、突拍子もないアイデアがないと起こせないものだと考える方も多いでしょう。
しかし、デザイン思考を用いれば誰にでもイノベーションを起こすことができると言われています。

なぜなら、0→1を起こすイノベーションは、ある日急に浮かんでくるものではなく、「観察」の中にあるからです。
ここでの観察とは、その行動を見過ごさずにキャッチすることです。

人は無意識に「楽な方、快適な方」に向かう生き物です。
そのため、自身で「楽な方を選択したい」という欲求を自覚していなかったとしても、無意識で、楽・快適を求めるという欲求があります。
欲求あるなら、それは必ず行動にも現れます

デザイン思考では、そのような無意識の行動を「観察」することで、その人にとっての本当に求めているものを探ります。

競合との比較は潜在的ニーズを満たせない?

本当に求めている物、すなわち「潜在的ニーズ」を見つけるためには、手段を目的化しないことが必要です。
本当は何を求めているのかと、お客様のことを見ることなく、固定概念、競合との比較、過去の成功体験を根拠に考えてしまった時、そこには独りよがりな商品が生まれてしまいます。例えば、以下のようなことが挙げられます。

  • 「カフェだからゆっくりくつろぎたいに違いない」という固定概念。
  • ライバル社のスナックでは〇〇味を発売したらしい、我々も〇〇味を開発しよう、という競合との比較。
  • 前回はシンプルな路線がヒットしたから、次もシンプルな路線で進めるべきだ」という過去の成功体験に縛られてしまっていること。

このように、手段を目的化してしまうことで、お客様の潜在的ニーズの発見からどんどん遠のいてしまいます。
デザイン思考は、「今よりもポジティブな感情を抱いてもらうため」にまずはじめに考えなければいけない「どのような欲求を満たすべきなのか」ということを探るための思考プロセスです。

インタビューよりデータ分析より「観察」をするべき理由

「お客様が求めているものを知りたいんだったら、直接聞けばいいじゃん。」

お客様のニーズを発見する手段として、アンケートやインタビューが挙げられると思います。

しかし、アンケートやインタビューでなど「顧客に直接聞く」ことからは、本当に求めている物を発見することが難しいと言われています。なぜなら、これらはその回答者にとっての常識や思い込みなど「偏り」があるため、本心からのニーズを得るには難しいからです。

また、あなたが実際にアンケートやインタビューで「遠慮なくおっしゃってください!」と言われたとしても、
心の奥底の本音を話すでしょうか?
きっと、あなたは伝えたほうが良いこと・伝えたら気分を害してしまうこと、を瞬時に判断しインタビューに答えると思います。
そのため、アンケートやインタビューでは、お客様の本心のニーズを獲得することは難しいと考えます。

データを分析は、同じ情報でもどの角度から切り取るかで結果や考察内容が大きく異なるのが特徴です。
例えば、「性別」「年齢」「職業」「居住地」「時間」などの項目の組み合わせ方次第で、様々な分析結果が出ますね。
切り取り方によって結果が変わってくるため、仮設を検証したい時や、聞くべき質問が決まっている時などは有効です。
しかし、潜在的ニーズを発見するための手段としては難しいと言われています。

デザイン思考で「観察」が重要視される理由は、欲求が最も現れる行動にフォーカスを当てることで、お客様自身も気づかない心の奥底で何を求めているのかを知るために活用できるからです。

デザイン思考の「観察」については以下の記事で具体例を用いてお話しています。

人の何気ない行動には全て感情が紐付いている

この記事ではお客様自身もまだ気づいていない欲求を発見するための有効な方法が「観察」であるとお伝えいたしました。

人は「感情の生き物」とよくいいますよね。
そのため、人の「行動」には必ず感情が関わっています。
常識や普通を見直し、不便を快適に、ネガティブなものをポジティブなものへ。

観察は、最も直接的に潜在的ニーズへアクセスできる方法です。
次回は、具体的にどのように観察するのかということについてお伝えいたします。

またお越しください☺