Webサイトをうまく活用できていない。なんとかしたい。でも、どこから手をつけていいかわからない。今日は、そのような悩みをお持ちの方に、あなたの会社のWebサイトをもっと良くするためのヒントをお話しします。課題発見なんていうt、難しそうに聞こえるかもしれませんが、大丈夫です。誰にでも簡単にできる方法をご紹介します。
お客様の声を聞いてみる
まずは、実際にWebサイトを利用しているお客様の声を聞くことから始めましょう。
- お客様や自社の社員に、あなたの会社のWebサイトを見てもらい、率直な感想を聞いてみましょう
- お客様サポートに寄せられる質問や意見を分析してみましょう
- サイトにアンケートフォームを設置して、直接ユーザーの声を集めるのも効果的です
これらの声を聞くことで、「情報が見つけにくい」「使いづらい」といった具体的な問題点が浮かび上がってくるかもしれません。
人の声を聞くのって大変ですし、耳の痛い内容もあります。
でも、だからこそ意味があることだと私たちは考えています。まずは可能な範囲からで構わないので、聞いてみてください。
改善のための大きなヒントが得られることがあります。
自分で使ってみる
自分のWebサイトをお客様の視点で利用してみましょう。
- スマートフォンで閲覧:文字サイズの適切さやボタンの操作性をチェックする
- 商品検索から購入までの流れを体験:途中で迷ったり、流れが止まってしまったりしないか試してみる
- お問い合わせフォームを実際に送信:入力のしやすさ、確認・送信のスムーズさなどを試してみる
お客様の立場にたって実際に使ってみることで、「ここが使いづらいな」と感じる箇所が見つかるはずです。
もしも、お客様の視点で考えることが難しいと感じるようであれば、自社のお客様がどんな人なのかが明確になっていないのかもしれません。
数字を見てみる
Webサイトの裏側には、貴重な情報が隠れています。Google Analyticsなどの無料ツールを使えば、これらの情報を簡単に分析できます。
- どのページが人気で、どのページがあまり閲覧されていないか
- お客様がサイトにどのくらいの時間滞在しているか
- スマートフォンとパソコン、どちらからのアクセスが多いか
これらのデータを分析することで、「このページの内容を充実させよう」「スマートフォン対応を強化しよう」といった具体的な改善策が見えてきます。
Google Analyticsが入っていなければ、まずは導入してください。現状がどうなっているかを知ることは、課題発見と改善の第一歩です。
ライバル会社のサイトを見てみる
ライバル会社のWebサイトを参考にすることで、自社サイトの改善点が見つかることがあります。
- どのような情報を掲載しているか
- デザインやユーザビリティはどうか
- 特徴的な機能はあるか
ただし、単純に比較や真似をするのではなく、
- 顧客の求めるもの
- ライバルのサイトにあって自社のサイトにはないもの
- 自社ならではのアプローチ
を考えると良いでしょう。
loading...というメッセージを見たことはありませんか?
Webサイトの表示速度は非常に重要です。遅すぎると、お客様はイライラしてサイトを去ってしまいます。
- スマートフォンで自社サイトを開き、表示速度をチェックしてみましょう
- Google社が提供する無料ツール「PageSpeed Insights」を使えば、具体的な改善点を知ることができます
検索してみる
Google検索でお客様がどのようなキーワードで検索するかを想像して、自社の商品やサービスを見つけられるか探してみましょう。
- 自社サイトは上位に表示されていますか?
- 表示されている説明文は分かりやすいですか?
検索結果で目立ち、クリックしたくなるようなタイトルや説明文になっているかを確認しましょう。
もしも、検索をしてみ見つけられないということであれば、お客様に向けた情報やコンテンツが不足しているか、ライバルよりも充実度が足りない可能性が高いです。
目標を思い出す
最後に、Webサイトを作った目的を再確認しましょう。ポイントは、目的をちゃんと言葉にできるかどうかです。なんとなく頭の中では、思い浮かんでいるレベルでは不十分です。
また、その目的は、自社のビジネスの成長に役立つものになっていることが重要です。
- 商品販売が目的なら、商品ページは分かりやすく、購入しやすい設計になっていますか?
- 問い合わせ増加が目的なら、問い合わせフォームは見つけやすい位置にありますか?
サイトが目的に沿って構築されているか、もう一度チェックしてみましょう。
サイトリニューアルの目的の確認には、こちらの記事が役立ちます。
WEBサイトのリニューアルの目的とは?
WEBサイトのリニューアルには目的があります。クライアント企業側で目的が明確になっているケースも増えました。一方で、うまく言葉にできなかった…
まとめ
Webサイトの課題発見は、実は難しくありません。お客様の視点に立ち、実際に使ってみることが鍵となります。ここで紹介した方法を試し、気づいたことをメモしましょう。そのメモこそが、Webサイト改善の貴重なヒントとなるのです。
さらに詳しく知りたい場合は、Webサイト制作の専門家に相談するのも一案です。ぜひ、私たちにご相談ください。
徹底的な顧客視点でWebサイトの課題を見つけ、サイト改善のお手伝いをいたします。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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