こんにちは。橋本です。
WEBサイトやホームページへの集客の手段としてブログを活用するのは常套手段ですが、ビジネスブログで成果をあげるには欠かせないものがあります。
それは、ブログの記事を読んでくれた人の心の中に「ざわざわ」を生み出すということです。
そう、なんとも言葉にしにくい、なんか気になる…あの感じです。
ビジネスブログには「ざわざわ」が必要
WEBで集客をするためにはSEO対策の作法は大切ですが、商品やサービスの情報、専門的な情報だけでは「ざわざわ」は生まれません。
「ざわざわ」しないということは、次の行動が起こらない可能性が高くなるということです。
頑張ってサイトに呼び込むことができても、
「なんか気になる…」
「欲しいかもしれない…」
という気持ちがわかなければ、情報提供だけで終わってしまうわけです。
時間と労力をかけて、こんなにもったいないことはないですよね…。
問い合わせや申し込みなど、次のアクションを起こしてもらうためには、サイトにアクセスをしてくれた人にとっての気になる存在になる必要があるのです。
「行動してもらう」のがビジネスブログの最終的な役割
アクセスはそこそこあるのに何も起きないなど、うまくいかないブログは、目的がはっきりしていないかズレていることが多いです。
ビジネスブログの最終的な目的は、記事を読んでくれた訪問者(見込み客)に何らかの行動をしてもらうことです。
SEO対策でアクセスを集めるというのは、行動してもうらための手段の一つです。
まずは行動してもらう人を集めて、行動したくなるように導くということですね。
なのですが、、、アクセスを集めること自体が目的になってしまっているケースが多々あります。
行動してもらうための作戦がないから「ざわざわ」が生まれず、アクセスを集められたとしても何も起きないんです。
もしも、まだ十分なアクセスが集まっていない状態だとしたら、まずはアクセスを集めることを頑張る必要があります。
アクセスが集まった時に何が起きるか(行動してもらうという施策が機能しているか)を見てみないと、次にどんな手をうてば良いかがわからないからです。
逆に、すでにある程度の「ざわざわ」を生み出すことができているのであれば、あとはそこに広告を使ってでもアクセスを流し込めば良いと考えることもできます。
ブログではありませんが、ランディングページ(LP)などはその典型的なパターンです。
「ざわざわ」をつくっておいて、そこに広告でアクセスをドン!と流し込むわけですね。
ビジネスブログで「ざわざわ」をつくる方法
ビジネスブログで「ざわざわ」をつくるのは簡単なことではないけれど、難しいことでもありません。
ブログを読んでくれる人が知りたいと思っていることは何だろうと考えて記事を書いていくだけです。
読み手が知りたいと思っていることには、自分の中で顕在化していることもあれば、潜在的なものもあります。
顕在化しているものは検索の際にキーワードとして現れますが、潜在的なものはキーワードとしては現れにくいワードです。
なぜなら、本人の中で言葉になっていないからです。
ポイントは潜在的に知りたいと思っていることを言い当てることです。
ブログであれば、読んでいる人が言葉にできていないけれど心の中で思っていることを言語化することができれば「ざわざわ」が生まれます。
これは、相手がどんな価値観をもっていて、何を信じているのかを深掘りしていく作業なので、ターゲットがはっきりしていないと何を言えばいいのかを見つけることはできません。
欲しいとか買おうと思う時には何か理由があるはずです。その理由を見つけて刺激してあげれば良いわけですね。
ブログをうまく使いこなせるようになれば、自社をとりまく状況が変わっていく「ざわざわ」感を肌で感じられるようになります。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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