【3分でわかる】クリックしてもらえるバナーデザインに必要な2つのポイント

こんにちは。
ブリッジのふじたことねです。
2本目の【3分で読めるシリーズ】になります。
この記事では、バナーデザインを作る方はもちろん、バナーデザインを作ってもらう依頼をする方にとっても知っておいて損しないような内容となっておりますので、サクッと目を通してみてください。
バナーにとって一番大切なことは、バナーをクリックしてもらうことです。
そのため、クリックしてもらうために重要なことは以下の2点です。
- クリックした先のページで何が書いているかがわかること
- 内容にメリットを感じてもらうこと
決して突拍子なポイントではないと思います。
そのためここからは、上記の2つのポイントを使った、クリックしてもらうためのバナーを作成するときに必要な考え方をお伝えします。
ユーザーにとってクリックはコスト
コストの正体それは、『「今!読みたい!」気落ちを遮られる』ことです。
クリックし別のページの内容を読むためには、これから読もうと思っていたことから頭を切り替えなければいけません。
そのため、別のページへの案内が出てきた時、ユーザーは瞬時にクリックするかどうか=コストを払う価値があるかどうかをジャッジしているのです。
そこで、実際私がノウハウブログを読んでいるときに内部リンクで別の記事をクリックしたときの経験を思い返してみました。
すると、他のページへ遷移するためのクリックするときは以下のパターンでした。
- 関連する別の記事を先に読むことで理解が深まると考えクリックするパターン
そのような行動をするときは決まって、この記事(案内している記事)を読むことで、これから読む内容がより理解できる!としっかりクリックするメリットを説明してくれています。
- 今は必要ないけど、忘れないように一旦ページを開いておいて、後で読むパターン
このような行動をするときの共通項目は、タイトルでベネフィットを訴求しています。すなわち、私の中の「次に読みたい記事リスト」に見事入ったということですね。
そもそも私はクリックをコストだと捉えるタイプの人間です。(笑)
そのため、クリックする腰が重いタイプの人間から見ても、
ユーザーが感じるコストを払ってまでもクリックしてもらうためには、バナーが大きな力を発揮してくれると考えます。
コストを払ってもらうためのユーザー心理を考える
これまでのことをまとめるとクリックを促すバナーに必要な情報は以下の2点です。
- 遷移先のページで何を書いているのか
- そのページを読んでもらうことのユーザーにとってのメリット
例えば、
採用に力を入れている会社のトップページから採用ページへ飛んでもらいたい場合
バナーの場合に必要な情報は
- 採用ページに何が書いているのか
- 採用ページを読むことでユーザーが得られるメリット
になります。
そうすることで、クリックというコストを払ってまで、次のページの内容を見たい!と思ってもらうことができます。
つまり、バナーの役割を果たせたと言えるでしょう。
ここで注意点が2つあります。
1つ目は、バナーのコピーと遷移先ページの内容とのギャップです。
ここでギャップが生まれてしまうと、ユーザーは「釣り」だと感じてしまい、サイトへの信頼性が下がってしまいます。
ギャップを生まないためには、訴求したい人にメリットを感じてもらえるように適切に伝えることが大切です。
サイトを訪問するすべての人にとってメリットを感じてもらう必要はありません。クリックを促すために極端なコピーを置くのではなく、ページとバナーの間にギャップが生まれないことに重きをおいて考えてみてください。
注意点の2つ目は、思わずクリックしてしまうような文言がそもそもないということです。
「ユーザーはクリックするためにコストを払う」という視点をもとに、コストに見合うようなメリットを訴求できる文言を探しましょう。
この記事では、バナーに必要な情報は
- クリックした先のページで何が書いているかがわかること
- 内容にメリットを感じてもらうこと
であるとご紹介しました。
クリックした先ある価値を届けたい。
そのためのバナーを作成するためのお役に立てていたなら嬉しいです。
今後も、現場での気づきや学びをサクッと読めるボリュームにまとめて、情報を発信していきます。
行き詰まった時に【3分で読める】シリーズのことを思い出してみてくださいね。
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