現在ではサイトでの情報収集が一般的となっているため、多くの人が情報を得ようとサイトを訪れます。
しかしインターネット上には膨大な量の情報があるため、開いてみたサイトに求める情報がなさそうだったり、なかなか情報にたどり着けなかったりすると、ユーザーはすぐに離脱してしまします。
企業側がユーザーに見てもらいたい情報を見てもらう、とってほしい行動をとってもらうためにはユーザーにとって見進める価値のあるサイトを作る必要があります。
今回は顧客視点でのWEBサイト制作について、お話しします。Webサイトを作る人やこれからWebサイトの制作を頼もうと考えている方の参考になればと思います。
ユーザーが離脱しない、見てもらえるサイトとは?
WEBサイトの制作時にはどんな情報をどう伝えるかを考える情報設計から入りますが、ここでは企業が何を伝えたいかだけでなく、ユーザーはどんな情報を求めているのかも考えていきます。
一方的に見てほしい情報を伝えても、それがユーザーにとってメリットがなければすぐに離れてしまうからです。
よく動画などで最初の三秒が大切と言われますが、Webサイトも同じで、多くのユーザーはあまり下までスクロールせずに早い段階で見るか見ないか判断し、離脱していきます。
そのため企業側がユーザーに見せたい・伝えたい情報をみせるには、ユーザーにとって「見進めるメリットがある」ことがすぐに伝わり、ユーザーに「考えさせない」「迷わせない」ような導線設計がされた顧客視点のサイト制作をすることが大事だと考えています。
たとえば、大事な要素や、ユーザーにとってメリットのあることはサイトの上に持ってくる、しっかり見てもらえるようなデザインするなど。
また、情報の順番やリンクの配置など、ユーザーが次の行動をとりやすいような導線にすることで、サイトをたくさん見てもらえたり、商品の購入やお問い合わせにつなげることができます。
そもそも顧客視点でのWEB制作とはどういうことか
制作をしていると、扱っている商品やサービスの理解が深まり、サイトのどこにどんな情報があるかも把握しています。
一度知ったものを知らなかったときと同じように見ることはできないので、知らない状態の顧客が何をわかりづらいと感じるか、何を不便に感じるか想像したり、検証することになります。
顧客視点でサイトを制作するというのは、その状態を考えていくことだと思います。
制作の段階だけでなく、ブリッジではお客様のサイト運用の中でデータ分析を行います。ヒートマップでは、サイトのどの部分がどれだけユーザーに見られているのかを計測しています。
例えば、ページの真ん中あたりによく見られているバナーがあったとしても、ページ上部での離脱率が高いと結果的に真ん中のバナーを見てくれる人の数は減ってしまいます。
もしバナーが上にあったら、より多くの人がバナーを見てくれて、そこから興味を持ってサイトを見進めてくれる人も増えると考えられます。
実際に運用の中でサイトの構成や順番を変えたことで、離脱率が下がったり、よりたくさん見てもらえるようになっています。
顧客視点でサイトを制作することで、ユーザーが迷わずサイトを利用でき、離脱せずに見てもらいたい情報を見てもらうことができます。
ブリッジでもこの顧客視点でのWEBサイト制作を徹底し、企業やサービス、商品の価値を伝えることを強みにしています。