橋本です。
私たちの会社では、スタッフに毎日業務日報をつけてもらっています。
日報というと新人が報告のために書くものと思われがちですが、私はスタッフには自分のために書いてもらっています。
項目はこんな感じです。
- 今日の予定・目標
- すきまタスク
- 今日の結果
- うまくいったこと・感謝
- ルール化すること
- うまくいかなかったこと・反省
- 改善策
- 励まし・自分へのエール
- 明日の予定
私も独立する前に働いていた会社で業務日報をつけていました。最初は面倒くさいと思っていましたが、仕事がうまくいかない時に、自分の行動を振り返り思考を整理して言葉にすることの大切さに気がつきました。
うまくいったこともいかなかったことも自覚して言語化することで、確実に次へつなげることができるようになります。
また、お互いの業務日報を見ることができるので、自分がクリアしたことを悩んでいる仲間にアドバイスすることもできます。
同じ失敗をしてしまったら、次こそは繰り返さない方法を考える。
うまくいったことは再現性を持たせるにはどうすればよいかを考える。
できなかったことを見つけて、対策を練る。
できなかったことができるようになったら自分を褒めてあげる。
業務の終わりに5分間整理をするだけで、1年後にはものすごい積み上げになります。逆になんとなく毎日を過ごしてしまえば、せっかくの成長のチャンスを逃すことになります。
でも、これは続けた人にしかわからない。
スポーツ選手も毎日の練習や試合のことを日誌として記録している人も多いと聞きます。プロになってもサッカーノートをつけている選手もいます。
自分自身と向き合って改善をしていくのは、どんなことにもあてはまると思っています。
WEB制作という仕事は知識や技術だけでは成り立ちません。それらを使いこなす人間の力が必要です。
社会に出るとすぐに結果を求めがちですが、仕事も日々トレーニングだと私は思っています。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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