ブリッジ2022年前半振り返り

橋本です。

2022年も残すところあと2日です。最終営業日を終えてから大晦日までの数日間は、何とか生き延びることができたとホッと息をつきながら、少しペースを落として来年はどんな年にしようかと想いを馳せる特別な時間です。

目の前のこととちょっと先のこと、だいぶ先のことと分けて考えないといけないのですが、日々のことに追われていると、こんなふうに考えられる時間ははなかなかないですからね。贅沢な時間を過ごしています。

会社としては、今年は前半と後半でまったく違う一年になりました。前半はこれまでの在宅勤務を踏襲し、新たなメンバーを仲間に加えた後半は出社して業務にあたることにしたのですが、想像していた通りガラッと変わりました。

巷では、もはやフルリモートでいいじゃないかという考え方もありますが、僕たちの組織はフルリモートではない環境での働き方を選択しました。コロナ禍でのリモート勤務は安心や効率化など得るものもあったけれど、その間に失ったものもたくさんあったからです。

日々のコミュニケーションを通じた組織としての結束やナレッジの共有、個々の成長などを考え、組織を作り直すくらいの気持ちでチャレンジしたことは徐々に形になってきいるので、来年は飛躍の年になると確信をしています。

さまざまな制約の中で工夫をしながら業務にあたってくれたメンバーのみなさんには心から感謝をしています。

これまでの知見をフル活用したWEBプロデュース事業が本格稼働

2022年の前半は、新規ブランド立ち上げの総合プロデュースや公共系サービスのUI/UX設計、ECサイトの本格運用など、これまでの知見をフル活用しながら、さまざまなタイプのプロジェクトに携わらせて頂きました。

何でもできるは何にもできないのと同じ、みたいなフレーズを耳にすることがありますが、ブリッジの強みは守備範囲の広さと対応力です。「何でもできる」は、文字通り「何でもできる」です。

WEBサイトにしてもECサイトにしても総合力が必要です。必要なものを必要なだけご提供できるように、さらに力をつけていきたいと考えています。

ただ、大きな組織ではないので、巨大サイトや長期にわたるプロジェクトは単独ではお受けしていないのが現状です。

活用を見据えたWEBプロデュース

ブリッジはつくるだけではなく、活用することを目的にWEBサイトの制作から運用までトータルでお手伝いせて頂いているのですが、サイト構築におけるコンテンツ強化などのお話など、クライアントのビジネスにより深く携わる機会を得た一年でした。

WEBサイトの新規制作やリニューアル、運用などに加え、新規ビジネス立ち上げの全体戦略やブランディングから携わらせて頂いたり、サイト制作のおける世界観構築やロゴ制作を含めたリブランディングのプロジェクトもサポートさせて頂きました。

ディスカッションを重ねながらゴールに近づいていくという感覚を共有できるプロジェクトは本当にやりがいがあります。

昨年末に立ち上げたECサイトでは、年初から運用全般をお任せ頂きました。サイト管理の他、広告やコンテンツ運用を含め、しっかりと成果に結びつけることができたことはメンバーの自信にもつながりました。

クリエイティブ面では、サイト制作にとどまらず、コンテンツの企画や写真や動画の撮影なども行いました。昨年から取り組んでいた活動の領域を広げ、写真や動画を含めたコンテンツを自社でディレクション、制作できる強みを発揮できるようになってきたことに大きなやりがいを感じます。

コンテンツプロデュースというチャレンジを計画に移す準備をスタート

クライアントワークの一方で、自社オリジナルの取り組みにも着手しました。

WEBサイトの活用に必要なのは「コンテンツ」です。情報設計もSEO対策もブランドイメージの構築もすべてはコンテンツ次第です。これまでは、WEB制作の一つの領域としてのコンテンツ制作をサポートしてきましたが、さらに深く取り組むための計画を実行に移す準備を開始しました。

構想はあるものの、なかなか実行できずにいたのですが、社内で意見交換をしながら進められるようになったのは、このあとの話でも出てくる在宅勤務からオフィス勤務への切り替えが大きな原動力になったと感じています。

葛藤と反省、改善とチャレンジ

コロナ禍での働き方としてリモートでの勤務を行なっていましたが、通勤にかかる時間や労力を削減できるといったメリットがある反面、組織や個人の成長スピードについては正直なところ鈍化を感じずにはいられませんでした。

リモート勤務によるタスクの効率化と成長曲線の鈍化

ITツールを組み合わせて使いこなすことで一つ一つの作業は着実に進められるものの、雑談を含むコミュニケーションによって生まれるアイデアや、ちょっとした知識や経験などがうまく共有されなくなり、チームとして仕事をする相乗効果が薄れていたように感じます。

それぞれがプロとして「ある程度のことは言わなくてもお互いわかる」というレベルに達しているがために、目の前のタスクを実行するにとどまってしまう傾向にあったと考えています。

個人が成長するかどうかは基本的に属人的なもので、やるかやらないかはその人次第だと思っているのですが、会社が提供できるものの一つが、お互いに刺激を与えあう環境だと思っています。

リモート環境でも仕事が回る仕組みは組めたものの、個人と会社が成長していくための仕組みを組むことは難しいと思い悩んだのが2022年の前半でした。

本当はあるべき姿は見えていたのに、仕事が回るようになったリモート環境を壊すのがもったいないと思っていたのかもしれません。

出社に切り替えて組織を再構築

6月に新たな仲間たちを迎えることになり、コミュニケーションをとりながらチームを作り直すと決めて、このタイミングで在宅勤務をやめてオフィスで一緒に仕事をする環境に戻しました。

個人と会社が成長していくための仕組みづくりにはテンプレがあるわけではないので、僕自身のこれまでのキャリアでの経験をもとに、もう一度コミュニケーションを一つ一つ作っていく作業だったので、個人的にはなかなかのプロジェクトでした。

一回リモートにした後にやめるというのは結構なパワーを必要とします。

今ではこうしたコミュニケーションや仕事に対する考え方への理解が進み、ありがたいことに、みんなが自発的に動いてくれようになったので、僕はサポートする側になりました。

こうして、新たな仲間の意欲にも助けられ、数ヶ月後には少しずつ形になっていくのを感じることができたので、やってよかったなと思います。

振り返ってみると後半のために前半があったんだなと思える

後半戦も順風満帆というわけではなかったけれど、こうして振り返ってみると、後半のために前半はあったんだなと思えるから、良い前半戦だったということですね。

後半の振り返りへつづく

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。