私たちは、WEB制作を通じてクライアントのビジネスの課題を解決するお手伝いをしています。
当然のことではありますが、デザインを含めた施策の全ては最終的なゴールである課題の解決へと収束していきます。
クライアント企業のビジネスやその先にいる顧客、商品やサービスをもとに、分析をしたり、課題を設定したりしながら、解決のためのアイデアを練り形にしていきます。
人々の目に触れるものの一つがWEBサイトのデザインということになります。
利用者をもとにしたWEBデザインの検討
WEBサイトにはさまざまな役割があります。
集客や商品・サービスの認知促進、ブランドイメージの浸透、好意度の育成、採用活動、IR情報の発信など、企業によって目的は異なりますが、共通しているのは、デザインは目的を達成するために行われるということです。
演出の効いた動画を使いたい、文字をできる限り少なくしてすっきり見せたい、ページ数を少なくしたいといった要望をいただくことがありますが、それがWEBサイトの目的達成に近づく手段であればそうすべきですし、目的から外れてしまうことが想定されるのであれば採用すべきではないと考えます。
例えば、ブランドの認知が進んでいない状況では、抽象的なイメージの訴求をするよりも、得られる効果、効果が得られる根拠、信頼に足る情報源、顧客の声などを文字情報によってしっかりと伝えることが効果的な場合もあります。
ブランドがまだ顧客との信頼の証として機能していない場合には、一つ一つ丁寧に説明を重ねながら信頼を得る必要があるため、必然的にデザインされるページの文字量は多くなる傾向があります。
顧客の立場での考察すると、興味のある商品やサービスであれば、効果・効能はもちろんのこと、本当に信じても良いか、その根拠となる情報を欲していると考えることができます。
WEBデザインに求められるのは顧客への深い理解
一方で、私たちのようなWEB制作会社にはデザイン制作の前にクライアント企業のビジネスや顧客を深く理解し、適切な課題を設定することが求められます。
クライアントと解決すべき課題についての認識を合わせないまま「べき論」や「手段」をどんなに検討しても目的の達成にはつながらないでしょう。
自分達が伝えたいことをメッセージとして発信するのも大切ですが、それ以上に顧客が求めていることに応える(答える)ことの方がさらに大切です。
期待する成果につなげるためには、誰の視点にたってデザインをするべきなのかは、言うまでもありません。
WEBサイトを制作する上で重要なのは、サイトの現状を把握すること、クライアント企業のビジネス、顧客を深く理解すること、認識を合わせること。その上で目的を明確にし、達成するための情報の整理と設計、クライアントの魅力を伝える「らしさ」のデザインを行います。
私たちは現状の分析やヒアリングをもとに、適切な課題を設定しゴールに導くためのWEBサイトの提案をおこなっています。新規制作やリニューアルをご検討の際には、ぜひご相談ください。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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