橋本です。
九州の老舗食品メーカーのECサイトがリニューアルオープンして最初の週末。
予想以上に好調な滑り出しでほっと胸をなでおろしています。どんなに入念に準備をしていても実際にオープンしてみないとわからないものです。オープンして注文がどんどん入って行くさまを見ているとやっぱり嬉しいです。
今回はドメインの変更があったのですが、利用サービスの都合上、今までのドメインパワーを利用できないというSEO的にはネガティブなところもありました。
それをどうカバーするかが課題の一つだったのですが、先行してリニューアルしたコーポレートサイトからのリンクがばっちり決まり送客に成功。指名検索で上位を固めていたので、しっかりと機能しています。
また、既存顧客への段階的なメルマガでのアプローチとリスティング広告など、何重にも打っていた施策がどれもきちんと機能してくれて一安心。
このあたりはクライアントも一緒に動いてくれたので、いろいろなことに臨機応変に対応することができ、本当に助かりました。専門家がどんなに手を尽くしたとしても、やはりクライアント自身ががんばらないといけないこともあります。
まだまだこれからだけど、スタートダッシュが決まったことで気をぬくことなく進めていかないとね。
今回はライフタイムバリュー(LTV)の考え方をビジネスの中にしっかりと組み込むことがテーマの一つなので、ここからが本番です。
小売業のWEB活用はライフタイムバリューの考え方をもっていないと、要所要所でマーケティング施策の判断を間違ってしまうことがあります。最初はガマンが必要ですが、どこかで踏ん張らないと今までの流れから脱却ができないので、ホント、ここからが本番なのです。
効果測定ができる仕組みを入れてあるので、トライアンドエラーを繰り返しながら「はまる型」を見つけてクライアント自身の手で運用ができるようにしたいと思います。
投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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