仕事は工数ではなく価値で捉える。

橋本です。
仕事は工数ではなく価値で捉えるというのが僕の考え方です。
仕事の評価って、どれだけ稼働したかではなく、どれだけの価値を生み出したのか、どれだけの価値を提供できたのか、だと思っています。
これは自分のことだけではなく、クライアントのプロジェクトでも同じです。
どうしたら商品やサービスの価値を高めることができるのか、どうしたらその価値を伝えることができるのかを考えます。
サイトをどうつくるかは、どうしたら価値が伝わるのか、どうしたら勝てるのかという考えをもとに決めるので、プロジェクトの最初の頃はどんなサイトにしようとかまったく考えていないし、デザインのデの字もないです。
そもそも最初の段階ではWEBの話はあまりというか、ほとんどしません。
プロジェクトのスタートはクライアントに話を聞いたりリサーチをしたりしながら考えるためのヒントを集めまくったり、ディスカッションに時間を費やします。
例えばの話ですけど、1時間でたどり着いたアイディアと10時間でたどり着いたアイディアが同じということもあるかもしれません。
1時間と10時間という時間の差をどう感じるかは人によって違うかもしれませんが、アイディアの価値はかけた時間では決まらないんですよね。
大切なのはアイディアそのものにどれだけの価値があるかです。
いわゆる「作業」に対しては稼働とか工数で考えるのが良さそうですが、戦略や企画、アイディアなどの類のものは価値で捉えるのが妥当だと思っています。
この考え方を共有できるクライアントとの仕事はものすごく面白いです。
プロジェクトの価値を高めるために一緒に取り組むという感覚がめちゃくちゃ楽しい。
こんな感じでやっていると、成果につながりやすくなるし、PDCAだって自動的に回るようになるんです。
結局のところ、楽しんだもの勝ちなのです。
投稿者プロフィール


- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。WEBサイトの制作・構築から集客・販促などの活用コンサルティングまで中小企業のWEBサイトの活用をサポートしている。
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