WEB活用を進めるには経営者の覚悟が必要

橋本です。

中小企業のWEB活用の相談では、

  • 何をどうすればいいかがわからないから前に進めない
  • お金をかけてもうまくいくかどうか不安だ

という声をよく聞きます。

WEBサイトの運用にかかわらず、何事も失敗するのはこわいですよね。

失敗とまでいかなくても、お金をかけたわりに思ったほどうまくいかないことを想像するとなかなか前に進めなくなったりもします。

そんなふうに考えだすと動けなくなってしまったりもするのですが、だからと言って今の位置にとどまれば失敗を避けられたり、損をしないのかというと決してそうではありません。

なぜなら、競合他社が前に進めば、相対的に自社は後ろに退がってしまうからです。

逆にいうと、これは自社の推進力が強くなれば、ライバルとの差を広げていけるということを意味します。

WEB活用はトライアンドエラーの繰り返し

もしも、 WEBを本気で活用したいと思うなら、とにかくやってみるしかありません。

まだ起きてもいないことを心配してもしかたがないですし、何からやればいいのかなんて迷っている間にライバルはどんどん前に進んでいってしまいます。

実は、中小企業がWEBをビジネスの中で活かせるかどうかの一番のポイントは、やるかやらないか、やり切れるかどうかにあります。

とはいえ、闇雲にやればいいという話でもありません。

そこは戦略と戦術が必要です。

戦略と戦術は、行き先と手段に例えることができますが、どんなに綿密に計画を練っても出発しなければ目的地には到着しませんよね。

だから、戦略と戦術を考えたら、あとはとにかくやってみるしかありません。

ここでいう「やってみる」とは、現状とあるべき姿とのギャップを埋めるためには何をすべきかを見極めて仮説を立てて、一つ一つ実行していくことを意味します。

WEBサイトを活用するためには、仮説と検証を愚直に繰り返し、データを取りながら改善をしていくしかありません。

WEBの大きな特徴は、データをもとに改善活動を進められることです。

生産管理や品質管理などの管理業務で使われるPDCAという用語がありますが、WEBを活用するためにはPDCAの考え方をもとに、ひたすらトライアンドエラーを繰り返すことになります。

これは大手企業も中小企業も同じです。

ところが、こうしたトライアンドエラーの話になると、二の足を踏んでしまうことがあります。

継続することに対しての煩わしさ、具体的には時間とお金のことを考えると、投資に見合うリターンがあるのか、自社で本当にやりきれるのかどうかという不安に襲われることがあります。

「大手ならできるかもしれないけれど、中小企業には厳しいなぁ」なんて声を聞くこともありますが、躊躇したくなるようなことだからこそ取り組む価値があります。

他社もまた躊躇するからです。

WEBを活用するには経営者が覚悟をもって取り組むこと

よく、大手企業と中小企業の戦略は違うなんて言いますが、そんなのは当たり前です。でも、ビジネスでのWEB活用に関しては、大手企業ほどこうした継続的な改善活動を愚直にやっています。

大手と中小企業には予算の違いもあるし、専任のスタッフをつけられるかどうかといった現場の事情もありますが、やるべきことには違いはありません。

やるかやらないかだけです。

WEBをうまく活用できるのは、短期的な結果にとらわれずトライアンドエラーを繰り返しながら遂行していく力を持っている会社です。

トライアンドエラーは現場の忍耐力を必要としますが、WEBをうまく活用できるかどうかは、実は経営者がこうしたトライアンドエラーを許容できるかどうかにもかかっています。

うまくいかないことをダラダラと続けていてもしょうがありませんが、短期的な結果だけを求めたり、投資すべきところに投資しなければうまくいきません。

自社の強みを伝えるWEBサイトは事業戦略を映し出す鏡です。

覚悟を決めてしっかりと取り組めば事業は成長して行きます。

投稿者プロフィール

橋本敬(はしもとたかし)
プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。