橋本です。
こんにちは。ブリッジの橋本です。
今回は、WEBサイトやホームページの制作や運用パートナーをお探しの会社様に向けて、WEBサイトの作り方、WEB活用の考え方についての情報をお届けしたいと思います。
WEBサイトの活用の考え方やパートナー選びの参考になれば嬉しく思います。
中小企業こそWEBサイトの戦略的な活用に活路を見出そう!
WEBサイト・ホームページをつくったはいいけれど、
- アクセスがない
- 問い合わせが入らない
- 会社の強みや商品・サービスの良さが伝わらない
- 活用の仕方がわからない
といった悩みをお持ちのお客様をたくさん見てきました。
こうした悩みの原因は、多くの場合「なんとなくつくってしまった」ことにあります。
WEBサイトをビジネスに活用したいのであれば、
- WEBサイトをどのように活用したいのか(目的)
- 誰に対して(ターゲット)
- 何を伝えたいのか(メッセージ)
をしっかり決めて「WEBサイトを活用するための作戦」、つまり、「戦略」をたてる必要があります。
旅行で例えるならば、まずは目的地を決めることです。
その上で、目的地に行くための手段として「戦術」へと落とし込んでいきます。
ビジネスでのWEB活用においては、大手企業も中小企業も基本的な考え方は同じです。
目的地を間違ってしまえば、たどり着くことはありません。
WEBサイトやホームページの制作は、戦略の段階で結果はほぼ決まってしまうのです。
マーケティング思考とクリエイティブな発想で伝わるWEBサイトをつくる!
戦略的なWEBサイトやホームページをつくのに必要なもの、それはズバリ、「マーケティング思考」と「クリエイティブな発想」です。
クリエイティブな発想というとサイトのデザインを想像する人も多いようですが、デザインはクリエイティブの要素の一つに過ぎません。
WEBサイトを戦略的に使っていくには、もっと大きな視点でクリエイティブをとらえる必要があります。
デザインよりも、まずはマーケティング!
WEBサイトやホームページをつくるには、自社の強みや商品・サービスの魅力をWEBサイトやホームページで表現するためには、「誰に」「何を」伝えるべきかをしっかりと決める必要があります。
自社が置かれている状況を次の3つの視点で考えてみると、「誰に」「何を」の輪郭が見えてきます。
- 自社
- 競合
- 顧客
輪郭が見えてきたら、次は、それをどんどん具体的に考えていき、「誰に」「何を」が決まったところで「どのように」伝えるのかを考え、形にしてきます。
「誰に」「何を」「どのように」がはっきりするまでは、デザインをつくることなんてできないのです。
なぜ最初からデザインには凝ってはいけないのか?
これからWEBサイトやホームページをつくるなら、デザインには凝り過ぎないことが大切です。
WEBサイトの立ち上げ時のマーケティングは「実際にやってみる」までは、考えたことが正しいかどうかがわからない仮説の状態です。
仮説の段階で凝ったデザインをつくってしまうと、状況に合わせて臨機応変に軌道修正をするのが難しくなります。
ですので、ある程度のところで留めておいて、あとは仮説と検証を繰り返しながらブラッシュアップしていくのが立ち上げ時の効果的な進め方です。
実際にWEBサイトを運用して、売り上げがあがり、次のステップに進もうという段階でオリジナルのデザインをつくっても遅くはありません。
では、クリエイティブな発想とは?
クリエイティブな発想とは、
- 既存の商品やサービスをどうしたらマーケットに受け入れられるカタチに変えていけるか
- どうやったらライバルとの違いをつくっていけるか
- どうすれば独自性をつくれるのか
であると考えています。
デザインやコピーライティングはそれらを具現化する手段です。
デザインやコピーライティングにもクリエイティブの力は必要ですしセンスも問われますが、そこにばかりフォーカスをしてしまうから、キレイだけどアクセスがないサイト、カッコイイけれど機能しないサイトができあがってしまうのです。
WEBサイトやホームページの活用は運用ありき
WEBサイトやホームページの活用は運用ありきです。
戦略で定めたターゲットに対して、メッセージをとどけるために情報を発信し続けるということですね。
WEBマーケティングとは、仮説と検証の連続です。
- 仮説を立てる(Plan)
- やってみる(Do)
- 結果を分析する(Check)
- 改善する(Action)
この4つを一つのサイクルとしてエンドレスに回し続ける…これがWEBサイトの運用プロセスです。
いわゆるPDCAと呼ばれる改善サイクルですが、うまくいくまで愚直にやり続けた会社だけが成果を手にすることができるのです。
パートナーの選び方、WEBサイトの制作にかかる費用の相場感・考え方について
WEB制作にかかる費用は正直なところピンキリです。
「ある金額」に対して高いと思う人もいれば安いと思う人もいます。中堅から大手の制作会社になれば、見積金額の中で販管費の比率も多少大きくなるでしょうし、逆に個人事業主などは小さくなるでしょう。
費用がピンキリであれば、携わる人のスキルもピンキリです。
そこで、費用について考えるときには、何に対してお金を払うのかを考えてみると良いのではないかと思います。
単純にWEBサイトの制作を代行してもらえれば良いのか、マーケティング的な視点で一緒に考えるところから手伝って欲しいのか、運用のサポートも含めてパートナーを求めているのか、最終的な成果として何を求めるのかを考えてみると良いのではないでしょうか。
この記事の冒頭でも書きましたが、WEBサイトやホームページの制作や運用はすべて戦略ありきです。売り上げアップやブランディングを目的としたサイト制作や運用であれば、戦略をたてて、戦術に落とし込んで実行していく必要がありますし、そのためには高度な知識・技術・経験が必要です。
その部分にはそれなりの費用が発生するでしょう。
逆に成果はあまり気にせずに、そこそこキレイなホームページを安価に作りたいということであれば、探せば見つかると思います。
WEB制作は「コスト」ではなく「投資」です。
安くあげて無駄にお金を使うのではなく、しっかりと投資をしてリターンを得ると考えるべきなのです。
パートナー選びの際には、制作実績として、「つくった実績」ではなく、「制作物によってどういう成果をあげた」のかを聞けば、一緒にやれるかどうかの判断がつくかと思います。
WEBサイトの制作やコンサルティングにご興味のある方は、お気軽にこちらよりご相談ください。
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投稿者プロフィール
- プロデューサー・クリエイティブディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業。リクルートグループ、オン・ザ・エッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイ・スタジオを経て独立、株式会社ブリッジを設立。徹底的なユーザー視点でのWEBサイトの構築やコンテンツ制作を通じて事業課題の解決を支援している。
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